このツールでできること
「この借金、毎月この額を返していったら、いつ終わるんだろう?」——借入額・金利・毎月の返済額(または返済回数)を入れるだけで、完済までの期間・総返済額・利息の総額・毎月の返済計画表を計算するツールです。残高が減っていく様子をグラフで確認でき、毎月の返済額を増やした場合に利息がいくら節約できるかも一目でわかります。
- 完済までの期間と回数がすぐわかる
- 元利均等・元金均等の2方式に対応(回数指定)
- 毎回の「返済額・元金・利息・残高」がわかる返済計画表を表示
- 利息の総額と「返済額に占める利息の割合」を可視化
- 返済額を月5,000円〜2万円増やした場合の短縮効果を自動比較
- カードローン・リボ払い・フリーローンなどの目安に
使い方は3ステップ
- 計算方法を選びます。「毎月いくら返すか」から計算するか、「何回で返すか」から計算するかを選べます(迷ったらそのまま=返済額から計算でOK)。
- 借金の総額と金利(実質年率)を入力します。金利は契約書や明細に「実質年率◯%」と書かれている数字です。
- 毎月の返済額(または返済回数)を入力すると、期間・利息・残高グラフ・返済計画表が自動で表示されます。
元利均等と元金均等の違い
| 元利均等返済 | 元金均等返済 | |
|---|---|---|
| 毎月の返済額 | ずっと一定 | 最初が多く、だんだん減る |
| 元金の減り方 | 最初はゆっくり | 一定ペース(直線的) |
| 利息の総額 | やや多い | やや少ない |
| 向いている人 | 毎月の支払いを一定にしたい | 総支払額を少しでも抑えたい・初期の負担に耐えられる |
同じ借入額・同じ回数なら、元金均等のほうが利息の総額は少なくなります。ただし返済初期の負担が大きいため、無理のない方を選ぶことが大切です。カードローンやリボ払いは元利均等(または残高スライド)が一般的です。
返済額で利息はこんなに変わる(100万円・年15%の例)
| 毎月の返済額 | 完済までの期間 | 利息の総額 | 総返済額 |
|---|---|---|---|
| 月2万円 | 6年7ヶ月 | 約57.9万円 | 約157.9万円 |
| 月3万円 | 3年8ヶ月 | 約30.2万円 | 約130.2万円 |
| 月5万円 | 2年0ヶ月 | 約15.8万円 | 約115.8万円 |
同じ100万円でも、月2万円と月5万円では利息に約42万円もの差が出ます。毎月の返済額が少ないほど「利息を払うだけの期間」が長くなるためです。
利息を減らす3つの方法
- 毎月の返済額を増やす:もっとも確実です。月5,000円の増額でも、期間と利息は大きく減ります(上の比較シミュレーションで確認できます)。
- ボーナスなどでの繰り上げ返済:繰り上げた分はすべて元金の返済に充てられるため、その元金にかかるはずだった利息を丸ごと減らせます。
- 金利の低いローンへの借り換え・おまとめ:複数の借入がある場合、金利の低いローンにまとめると利息負担を減らせる場合があります。ただし審査や手数料があるため、条件をよく比較してください。
リボ払い・最低返済額の注意点
リボ払いやカードローンの「最低返済額」は、毎月の負担が軽く見える一方で、返済額のほとんどが利息に消えて元金がなかなか減らない設計になりがちです。たとえば100万円を年15%で借りて月13,000円ずつ返すと、完済まで約22年・利息は約241万円と、元金の2倍以上を利息として支払うことになります。毎月の返済額が「利息ぎりぎり」になっていないか、このツールで一度確認してみてください。
よくある質問
- Q. どんな計算方式ですか?
- A. 毎月1回返済・残高に月利(年率÷12)の利息がかかる前提で、元利均等(毎月定額)と元金均等(元金を均等割り)を計算できます。実際のローンでは「残高スライド方式」(残高に応じて最低返済額が変わる)などもあり、金融機関の条件によって結果は変わります。あくまで目安としてご利用ください。
- Q. 実質年率とは何ですか?
- A. 利息に加えて手数料なども含めた、実質的な年間の借入コストを表す利率です。貸金業者は実質年率の表示が義務付けられているため、契約書や明細で確認できます。
- Q. 複数の借入がある場合はどうすればいい?
- A. まずは合計額とおおよその平均金利で全体像をつかむのがおすすめです。個別に正確に見たい場合は、1件ずつ入力して比べてください。一般に、金利の高い借入から優先して返すと利息総額を抑えられます。
- Q. 返済が苦しいときはどうすればいい?
- A. ひとりで抱え込まず、早めに専門家へ相談することをおすすめします。国が設立した「法テラス」(サポートダイヤル 0570-078374)では、収入等の条件を満たせば無料の法律相談を利用できます。債務整理などの選択肢も、弁護士・司法書士に相談すると具体的に検討できます。
※ 本ツールの結果は簡易計算による概算・目安です。実際の返済額・利息は契約内容(返済方式・手数料・返済日など)により異なります。特定の金融商品や債務整理手続きを推奨するものではありません。返済が困難な場合は法テラスや弁護士・司法書士など専門家にご相談ください。入力データはブラウザ内でのみ処理され、サーバーには送信されません。